【竜操教室 塾長日記】なんで塾で学校の課題をやらせるのかというと・・・

とりあえず出すのが精一杯という人は別として、ちゃんと期限を守って提出しているという人でも、課題のやり方がまったくわかってないからです。


解けるようになるには、解けるようになるまで同じ問題をやればいいんですよ。


簡単です。


解けなかった問題、間違った問題の答を右から左に丸写ししてそのまま放置するから、解けるようにならないだけです。


当たり前です。


そんな当たり前のことが、まったく身に付いていません。


「同じ問題をもう1回解く」=「めんどくさい」って思ってるんですよ。


本当は、解けない問題が増えていくことがめんどくさい原因になっていることにまったく気が付いていません。


小さいころから、やれ!と言われたことをやるのが勉強だと思い込まされているからですね。


とりあえず、言われた通りに空欄を埋めたら終わりと思ってます。


勉強はできなかったことをできるようにすることなので、言い方はとても悪いですが、「結果」がすべてなんですけどね。


テストで出会った時に解けるようになっているかどうか。


次にその問題に出会った時に解き方を再現できるかどうか。


空欄が埋まっているかどうかなんて実はどうでも良い話で、次回、その問題が解けるようになっているかどうかの勝負ですよ。


もうすでに覚えている漢字も、初めて見る漢字も、同じように10回書いて出すのが学校の課題というものですから・・・


10回ずつ書くということがゴールになっていて、初めて見る漢字を書けるようになるということがゴールになってません。


そういう課題のやり方に疑問を持って、課題は課題として、自分は自分で本当の意味での勉強に取り組むようにならなければ、できるようにはならないし、めんどうくさいことが増えていくだけなんですよ。


答え合わせをして、間違えていたら赤で直して、課題としてはそこまでの話ですが、勉強はやっとそこから始まるのです。


わかりますか???

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