【竜操教室 塾長日記】計算力をおろそかにしてはいけない。

算数や数学をできるようにしようと思うと、計算力ってめちゃくちゃ大事です。


工夫して解きなさい!みたいな計算問題がよくあるんですが・・・


工夫する前に、まず工夫無しでガツガツと頑張って計算をやり切る計算力って絶対に必要なんですよ。


こうやった方が簡単じゃん!っていう理屈がわかるためには、ガツガツやる計算がどれだけ面倒でどれだけ手がかかって、どれだけミスを誘発するかってことを知ってないとダメです。


高校数学の問題でも、スマートな解き方に対して、ガツガツと根性で計算する解き方も存在していて、それでも解き切るだけの計算力を持っているか持っていないかがとても重要になってきます。


この力は、スポーツをするときの基礎体力みたいなものですから、普段からコツコツと地道なトレーニングをして鍛えていくしかありません。


腹筋や懸垂のように、やり方を理解すれば急にできるようになるものではなくて、鍛えることで数もスピードもこなせるようになるものです。


とにかく速く、とにかく正確に、そのためにはとにかくたくさんの計算問題を解き続けるしかないんですよ。


あくまで、計算力があることを前提とした応用力です。


計算はできるんだけど・・・という場合のほとんどは、速さも正確さも求められるレベルに足りていません。


応用問題を解けるようになろうと思ったら、まず計算問題を完ぺきにすること。


だから、面倒がって、最低限のものを、それもだらだらとやっているだけではほとんど意味が無いってことを理解して欲しいと思います。

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