【竜操教室 塾長日記】「確率」の勉強は特に大切です。
中学2年生は「確率」がテスト範囲です。
日常生活で、あるいは遊びの中で、なんとなく確率の考え方が身に付いてる生徒は、それほど頑張らなくても自然に頭の中に入ってくる単元です。
でも、そういう感覚がまったくないまま、苦戦している生徒も中には居ます。
なぜくじ引きするときにくじを引く順番でケンカにならないのか。
なぜ、じゃんけんで物事を決めるのか。
なぜサイコロを2個投げた時にゾロ目がなかなか出ないのか。
なんとなくの感覚でとらえていた数字を、理屈できちっととらえられるようになってくると、面白くなってくるはずです。
それに、数学なんて将来何の役に立つの?という疑問をよく聞きますが、少なくとも「確率」という単元については今後もいろんな場面で役に立つはず。
問1:「受験の結果は、合格するか不合格かの2通りしかないので、合格する確率は2分の1である。」は正しいか、正しくないか。
問2:10名が定員の学校を20人が希望したときの倍率は2倍であるので、2回受験すれば必ず合格する。
これらを反射的に「正しい」と言ってしまう人は、将来、いろいろとヤバいことになると思いますので、今からしっかり身に付けておいて欲しいと思います。
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