【竜操教室 塾長日記】そんなもん、今さらどっちにするかなんてことではありません。
昨日の読売新聞の社説に、「紙と活字は人間形成の基本だ!」というタイトルで、デジタル教科書への切り替えには慎重であるべきというような意見が載ってました。
塾長も世代としてはそういう意見に賛成ではありますが・・・
そもそも、紙と活字で育ってきた人間は基本的に自分がやってきたことが正しいと思い込んでますから、デジタル教科書と聞くと、その悪いところばかりに目が行くのも仕方がないのかもしれません。
かつて、そろばんが電卓になり、電卓がパソコンになり。
最近では、紙の辞書が電子辞書になり。
あるいは、黒電話からコードレスになり、ポケベルになり、携帯になり、スマホになり。
ちょっとズレるかもしれませんが、レコードがCDになり配信になり、またレコードに回帰してたりして。
どの時代のものも、それなりに良いところがあり、悪いところがありつつも、科学技術は着実に進歩していきます。
結局は、それらをどう使いこなすかというところが大事なのだろうと思います。
想像すると、そろばんから電卓へと切り替わる中でも、暗算能力が失われるという論争は絶対にあったはずですが、今では個人の暗算能力や計算能力では劣っていても、パソコンが扱えれば何の問題も無いという時代です。
だから、デジタルか紙かなんて、大きな流れからすれば答ははっきりしていると思うのですけどね。
だって、そろばんで計算できなくても、紙の辞書の引き方を知らなくても、もうすでに特に何の問題も無いんですよ。
そういうことです。
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