【竜操教室 塾長日記】ずっとやる。
日本人は奥ゆかしさを是とするので、「どうだ、俺って立派だろ!」という自慢話は周りから評価されないし、だからこそ自分から自慢話をする人も少ないように思います。
だからなのかわかりませんが、人に何かをアピールしたいとき、必ずと言っていいほどV字回復とか一発逆転の話になります。
昔はこんなにひどかったのに、それが今ではこんなに立派!
そういう話ばかりがチヤホヤと評価される世の中です。
今の立派さの絶対評価よりもむしろ、昔との比較による相対評価のギャップの方が重要なんです。
その方が目立ちますし。
そういう価値観が広まっているから、今は全然頑張ってもいないのに、「次から本気出す!」とか「俺は、やるときはやるぜ!」って言うのがは恥ずかし気もなく言えるんでしょう。
なにせ、ギャップの方が大事ですから。
そうではなくて、浮き沈みなくずっと頑張り続けること、ずっと成果を出し続けることの方が何倍も難しいし、何倍も大変だし、何倍も評価されるものだということを知っておかないといけません。
と言うか、それがわかっている人はすでに頑張ってるんですよ。
目立ちませんけどね。
要するに、次から本気出す!とか、やるときはやる!って言う前に、前からやっとけよ!少なくとも今からずっとやれよ!ってことです。
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