【竜操教室 塾長日記】過去問を解くのは良いけれど・・・

受験する高校もほぼ決まってくるこの時期。


とにかく過去問を解こう!とする生徒が増えてきます。


過去問を解くことは必要だと思いますが、問題はその目的が明確になっているかということです。


なぜ過去問を解くのですか?という質問に、明確に答えられる状態でないと、過去問を解く意味はありません。


ただ解き進めればなんとかなる・・・ってことは絶対にありません。


過去問を解くということは、その問題の傾向に慣れるということです。


当然、時間はきちっと測って、当日の時間配分を考えながら解かなければいけません。


問題を解き終えたら、採点するだけでなく、間違えた問題はもちろん解き直しをします。


英語であれば、知らない単語や表現を辞書やグーグルで調べておくのも当然のこと。


これらは、普段の勉強でもそうですけれど、解きっぱなし、やりっぱなしをすることに慣れている生徒は、なかなかこういう行動がとれません。


せいぜい、〇をつけて、間違ったところの答を赤ペンで写して、点数にしか興味がありません。


過去問を解くのは、何のため?


常に自問自答しながら進めて欲しいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000