【竜操教室 塾長日記】暗記のやり方を知らないんですよ。だって教えてもらってないから。

暗記するときって、どうやりますか?


何回も書いて覚えたり、蛍光マーカーと下敷きを使ったり、単語カードを作ったり、今だったらスマホのアプリを使ったり・・・


いろいろな手段はあるとしても、完璧に覚えようとすると暗記は手間がかかるんですよ。


本気で暗記をやったことがあればそんなことは当たり前なのですが・・・


中学生ぐらいだと、実は暗記のやり方を知らない子がたくさん居ます。


不幸なのは、高校生になっても、本気の暗記をやったことが無いとか教わったことがないって子です。


暗記のやり方を知らないだけならまだしも、暗記を本気でやったことが無いから、暗記に手間がものすごくかかるということを知りません。


逆に、漢字や単語をノートに10回書いてこい!なんて宿題が出ると、こんなもん意味無いですよね!というところだけ主張します。


意味が有るかか無いかが理解できるのは、本気で暗記をやったことのある人だけだし、暗記には手間がかかると知っている人だけです。


もうすでに覚えている単語や漢字を、ただ10回書かされるだけなら確かに意味が無いかもしれませんんが、覚えていないんだったら、まず完璧に覚えることが先でしょう?


そのためにはどうしても手間がかかるんです。


その手間と比べて、ただ10回書くことが無駄だというのであれば納得できます。


でも、何にもしないし、したことが無い人が、無駄だ!なんて主張しても通らないんですよ。


まっとうな暗記が出来ないと、長い人生、いろんな場面で困ることになります。


学校でも、とりあえず代表的な暗記のやり方ぐらい一通り教えてあげれば良いのにと思います。

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