【竜操教室 塾長日記】どこにこだわるか　を間違ってはいけない。

学校の課題のワークやプリントを学習していて、答合わせをしています。

「先生、この答、合ってますか？」

「この答でも〇ですか？」

・・・と、微妙な解答が正解しているかどうかを聞かれることがよくあるのですが・・・

これがテスト本番の解答であれば、〇だよとか、減点だねとか、✖だねってところがとても重要だとは思います。

でも今はまだ課題を自学している段階です。

自分の微妙な答が正解かどうか確認するのも大事ですが、それ以上に模範解答をしっかり記憶して、テスト本番ではできるだけ微妙な解答をしなくて済むようにすることの方が何倍も大事です。

課題の自学の段階での微妙な〇か✖かにこだわっている限り、本番では点数は伸びません。

目的は本番のテストで確実な正解を書くことなので、今、自学の段階で〇なのか✖なのかはあまり問題ではなく、自分の解答が微妙なのであれば微妙でない確実な正解を覚えれば良いだけのことです。

同様に、勘で選んだ選択問題がたまたま正解していたからといって、それにただ〇をつけて喜んでいる場合ではないのです。

目的はテスト本番で正解を選択することですから、〇だったからと言っても、必ず、なぜその正解になるのかを確認することが必要です。

課題の自学ごときで”幸運”を無駄遣いしている場合ではないのですよ。