【竜操教室 塾長日記】ウソをつかれるような信頼関係では成績は上がらない。
学校の課題のワーク、ちゃんとやってる?
授業プリントって必ず提出してる?
そうやって確認した時に、「はい、やってます!」とウソを言う生徒はちょっと困りものです。
おそらく家でも、「宿題やったの?」って聞かれたときに、やってないのに反射的に「やった」って答える癖になっているのかな?とも思います。
塾長は、やっていないことを怒ろうと思って聞いているのではありません。
もちろん、場合によって叱ることもありますが・・・
それよりも今の状況をできるだけ正確に把握して、今何をやるべきか、その優先順位を決めるために聞いているのです。
だから、やってないものをやったとウソつかれると、その計画が崩れてしまいます。
ワークは終わっているはずなので、テスト前にはこれをやればバッチリ!と思っていたら、テスト前になって終わったはずのワークが白紙で出てきて、どうしようもなくなるということはよくあります。
そんな状態では、テストの点数を改善することはできません。
本人は怒られるのが嫌でウソをついているのでしょうが、そもそも怒られるから宿題をやるとか、怒られるから黙っているというような人間関係の中では成績を上げることなんてできるはずがないのです。
成績を上げていくためには生徒と信頼関係を築くことが最優先です。
だからと言って、信頼して任せておけば良いというわけではありません。
信頼しつつも、疑うところは疑い、管理するところは管理していく。
できていないことを隠してしまうのではなく、すべてオープンにして、今できる最善の行動を一緒に考えていく。
そして、その行動が必ず結果に結びついてくることを実際に示す。
その繰り返しで信頼関係を築いていくことが塾としてやるべきことなのだと塾長は思います。
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