【竜操教室 塾長日記】毎回毎回、くじ引きをしていてはいけない。
問題を解く時に、これかな?あれかな?と悩むのは良いのですが、その選択の場面では、自分なりの根拠を持って選んでほしいと思います。
根拠があって選んだ答が間違っていたとしたら、その根拠が間違っていたのだとはっきりします。
そうすれば、次回以降、その間違った根拠を使うことは無くなるでしょう?
それを、単にくじ引きのように、今回はAだけど、次はBにしてみようかな・・・なんて、勘以外の根拠が何もない状態では、正解しても不正解だったとしても、そこから学ぶものが何もありません。
同じパターンの問題を、毎回毎回くじ引きして解いている限り、こらからもずっとくじ引きをしていくことになります。
根拠を持って選択していれば、間違いを繰り返すごとに、その間違った根拠を消去していくことになるので、同じパターンの問題を解く精度がどんどん上がっていくことになります。
この、間違った根拠を消去していく過程というのが、勉強ってことなんですよ。
だから、毎回毎回、問題を解くたびに勘に従ったくじ引きをすることの無いようにしてほしいと思います。
ただ、
勘に従ったくじ引きで問題を解いているってことに、当の本人が気づいていないってとこが一番問題なんですけどね。
その都度指摘していくしかありません。
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