【竜操教室 塾長日記】ほんとに意味わかってます?

ヤフーを開けていたら、広告が表示されていました。


公営競技(オートレース)をロトくじ感覚で楽しめる、「当たるんです!」


要するに「くじ」なんですけれど、そのネーミングが「当たるんです!」ってのはどうなんでしょうね?


なんと、4096人に1人が当たるそうです。


そりゃまあ、誰かに当たるわけですが・・・


果たして、4096人に1人しか当たらないのに、「当たるんです!」ってのはどうなんでしょうか。


以前宝くじの当選確率をネットで見たことがあるんですが。。。


1等の〇億円というのは、総じて約1000万分の1の確率です。


100万円ぐらいまで落としても、それでも約何万分の1という確率なので、それに比べたら、確かに4096分の1というのは、当たりやすいのかもしれませんが・・・


少なくとも4096人のうち4095人は外れるわけですよ。


しかも、ただ数字を選ぶだけの「くじ」ですからね。


こんなんで、「お、これは当たりやすい!」って思う人、実際に居るんですかね。


さてさて、


高校入試で、志望校の倍率が1.2倍から1.5倍になっただけで「絶対落ちる~!」って大騒ぎする生徒たち。


ちゃんと計算できてますか?


ジャニーズのコンサートチケットを手に入れるのも、2倍以上の確率を突破しないとダメらしいじゃないですか。


ゲームでも「ガチャ」ってくじでアイテムをもらうんでしょ?


あれって、確率がどの程度だかわかってやってます?


ともかく、倍率、確率は、これからもずっとお世話になっていく数字です。


しっかり勉強しておかないと、損するよってことだけは伝えておきます。

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