【竜操教室 塾長日記】提出物を”だいたい”出してます!は通用しません。
提出物は100%出すのが当たり前・・・という感覚になっていない中学生を指導するのは大変です。
今までの人生では、「提出物なんてたいした問題ではない」という価値観の中で育ってきたと考えられるからです。
期限に間に合いそうにないからと言って、答を写してでも提出することに意味があるの?
そういう筋が通ってそうで、実はまったく筋違いの価値観を植え付けられていることも多く・・・
主に家庭内でですけど。
そもそも、期限に間に合わせるように課題に取り組んでいないことに問題があるわけですが・・・
提出物出してる?って聞くと、「だいたい出してます。」って答える生徒は特にヤバいです。
提出物が100%出さないと意味がないことがわかってないからです。
え~、1回や2回、1枚や2枚出さなくても別にいいやんって思ってるんですよ。
100%で無いのに、”だいたい”で許されるのは子供だからですよ。
社会に出たら、100%で無ければ絶対に許されません。
ラーメン屋で、今日は面倒なのでチャーシューは1枚無しって、許されないでしょ?
”だいたい”いつものラーメンを出してるんだから、出さないよりいいじゃん!ってわけにはいきません。
約束されたものを100%満たさない限り、それは0%と一緒なんですよ。
無段階に変わるものではなく、100か0か。
そこを指摘し続けるしかありません。
でもなかなかね、塾の時間で説教するだけでは、家庭内の価値観を変えるまでには至らないんです。
そこが一番大変。
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