”悔しい”と思ってますか?

問題を解かせているとよくわかるのですが、出来る子は自分が出来ない問題にこだわります。出来る子ですから、そもそも自分が出来ない問題が少ないから・・・という理由もあると思いますが、出来ないことについて”悔しい”という気持ちを必ず持っています。”悔しい”のでなんとかしたいとか、”悔しい”ので出来るようになりたいとか、そういう思考になるのですね。それに対して、出来ない子というのはその”悔しい”という気持ちが希薄か、まったく無いかということになります。出来なくても、まったく気にしません。出来ない子ですから、自分が出来ない問題が多いこともあって、出来ないことに慣れているのかもしれません。ただ、自律的な学習を進めていくためには、この”出来なくて悔しい”という気持ちがあるかないかがとても大きいと塾長は思います。”悔しい”という気持ちがあるからこそ、誰から言われるでもなく、自分から何とかしようという気持ちになるので、これが自律的自発的学習につながるのです。これが好循環のパターン。逆に”悔しい”という気持ちが無ければ、なぜこんなことをやらされないといけないのか?という疑問ばかりが先に立って、問題を解くとか暗記をするというところへなかなか進めません。これは悪循環のパターンです。なので、うちの教室では、この”問題を解けなくて悔しい”という気持ちを持たせて、いかに好循環のパターンに持ち込むかをとても重要視しています。そのためには、その子の力を見極めて、その子が”解けないと悔しい”と感じられるレベルの問題を与え続けることが大切です。当然、その子その子によってその内容はまったく違ったものにならざるを得ません。これが、大人数での集団指導やカリキュラム通り進んでいくクラス指導ではできないんですね。なので、うちは集団個別学習というスタイルを選択しているのです。一般的に、”わからないことをわかるようにする”というのが塾の目的なのだろうと思いますが、それはあくまで本人がわかろうとしていることが前提にあるはずで、逆にそうでなければいかに優秀な指導者が指導したところで、それは馬の耳に念仏。1:2や1:3などの個別指導を選択しない理由もそこにあります。仮に今、その問題だけがわかったとしても、これからの人生で直面する膨大な問題を解決することにはつながらないのです。出来ないので悔しい。悔しいのでなんとかしたい。なんとかしたいから努力する。こういう好循環の思考パターンで物事を捉えられるようになれば、成績なんて必ず上がるものと思います。うちは勉強を通じてそういう思考を指導しようとしているのです。なかなかうまくはいきませんけどね。方針だけはブレてはいけないと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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