便利なのは良いけれど・・・

スマホとかタブレット端末とか、家電製品や自動販売機など、世の中に出てくる様々な新製品の説明に必ず使われているのが、”直感的な操作”という言葉。説明書なんて読まなくても、あるいは操作方法を誰かに教えてもらわなくても、思った通り動かせば、だいたい思い通りになるというのがウリです。世の中便利になって良いことだと思いますけれど・・・何でも直感的に解決できる世の中は、果たして大丈夫なのでしょうか。42X = 6 この方程式を、X=7と間違えて答える中学生がなんと多いことか。まさに直感的。なぜそうなるのか、という論理的な考えの微塵もありません。彼らの頭の中には、昔昔叩き込まれた九九の考え方しか存在していないんですね。しかもその後の算数の授業でも、九九の直感だけで正解になるような単純な問題ばかり解かされていますから、ある意味、直感的に考えるように訓練されていると言ってもいいかもしれません。感覚や動作が衰えてきた中高年から老人に関しては、直感的に使うことのできる道具は必要なのかもしれませんが、これからまだまだ成長していく子供たちにとっては、直感的なものよりもむしろ論理的なものを与え続けることが必要だと思います。数学は、論理的な思考を養うためには不可欠の教科だと思うのですが、多くの子供たちが論理的な問題にたどり着く前段階の、直感的な計算練習だけでギブアップしています。論理的な思考のできない子供たちが、直感的に操作できる機器に囲まれて成長し、大人になっていくとすると、世の中はいったいどうなってしまうのでしょう。なんでもかんでも直感的操作にするのは止めた方がいいと思いませんか?ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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