若いときの苦労は買ってでもせよ!
読売新聞に記事が出ていたのですが、大学生の退学率が問題になっている中、その退学率を入学時の試験別で調べてみて欲しいと書いてありました。要するに、AO入試や推薦入試などで早くから入学が決まってモチベーションが維持できない学生と、一般入試で最後まで頑張った学生の間で、退学率に差があるのではないかとの論評です。実際の数字がどうなのかはまったくわかりませんが、塾長も、あまり早くから合格が決まってしまうのは良くないのでは?という意見に賛成します。昔からありました。子供には苦労をさせたくないので、エスカレーター式の付属校へ入れたいという話。苦しい道と楽な道の2択がある時にどちらを選ぶのか、あるいは選ばせるのか。もし結果がまるで同じなのであれば、わざわざ苦しい道を選ぶ必要は無いと思いますが、そんなことは絶対にありません。敢えて苦しい道を選ぶ。いざという時に、そういう意思決定もできる大人になって欲しいと、塾長は思います。大人になればなるほどそのことを嫌と言うほど理解させられるのにもかかわらず、それでも子供には楽な道を選ばせたいものなのでしょうか。学生時代というのは、社会に出るための準備期間です。楽な道と苦しい道があるのであれば、たとえ見た目の結果は大きく違わなくても、敢えて苦しい道を選ばせるべきと思いますし、そういう教育をしておくべきと思っています。中3生は、今まさに進路選択の時期ですが、この段階ですでに私立専願で合格確定という選択肢もあるわけです。そういう意思決定さえすれば、あと半年、遊んでいられます。そして、実際にそういう意思決定をする生徒が専願を選択するのです。入学後に強い目的があるとか、已むに已まれぬ事情があるのであればいざ知らず、ただ面倒な受験勉強から逃げるだけの私立専願は、まったくお勧めできません。私立高校だって、生徒が潤沢に集まる保証があるのであれば、こんなバカげた受験制度はやらないでしょう。わざわざ意思の弱い生徒を集めるようなものです。個人的には、この時期から合格の確約が出る制度は、それが本人のためになるとはまったく思えないのです。昔から、若いときの苦労は買ってでもせよ!と言われています。そもそも、何のために高校へ行くのか。今、目先の”楽”を取ることが本当に自分のためになるのか。よく考えた上で最良の決断をして欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
↓こちらへもどうぞ!「岡山人ブログ」岡山の素敵なブログが満載http://okayamajinblog.com/個別学習のセルモ 竜操教室のホームページはこちらhttp://selmo-ryuso.com/
0コメント