事件は現場で起きているのです。
さっきニュースで見たんですけど、英語授業、中学も英語で…20年度から文部科学省は12日、中学校の英語授業を原則として英語で行う方針を決めた。(読売新聞)目標は高い方が良いとはいいますが、あまりに現実離れした目標はモチベーションを逆に下げてしまうものです。できる子たちを集めた学校は、別に問題無いでしょう。もっとどんどん上のレベルに挑戦させればいいんですよ。英語の教務レベルの高い先生を集めてくれば可能でしょう。今でも国立や私立の一貫校なんてそうじゃないですか。そういう学校から見れば、「何を今さら・・・・」の話です。そうでなくて、全国の公立中学校の話をしているのであれば、たとえ7年後の話だとしても、あまりに荒唐無稽で、まったく現実的でないと思います。小学校、中学校と英語学習を前倒しした結果の目標が、「高校卒業時に英検2級か準1級を目指す」となっていました。え?今でも2級は高校卒業レベルじゃないんですか。それとも、普通科だけでなく商業や工業などの実業系の学校でも、卒業時に英検2級を目指すという話でしょうか。おそらく、文科省でこれを考えている官僚の方はまだ子供が大きくないか、大きくなっていても私立や国立の一貫校へ通わせているのでしょう。公立小、公立中の現状を見ていて、こんな現実離れした目標を平気で打ち出せるはずが無いと思います。できる子をさらに伸ばそうとしているのか、それとも落ちこぼれていく子を救おうとしているのか。この施策はどちらでもないまったく中途半端なものです。英語の先生だけじゃないですが、他の教科の先生についても、今公立中学校の先生に第一優先で求められているのは担当教科の教務レベルの高さでは無いと思います。こんな中途半端な施策のせいで、今公立中学校に本当に必要とされている先生が淘汰されてしまわないかがとても心配です。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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