焦るに決まってるので。

計算ミスを繰り返す生徒に、焦らないで丁寧に解こう!なんてアドバイスは効きません。そもそも時間の決められたテストにおいて、”焦らない”ということがあり得るのか?ということです。自分の実力に比較して相当易しい問題であるか、あるいは時間に相当余裕がある場合は焦らないでしょうけど、今の実力を計るテストの目的を考えれば、ほとんどの場合は時間に余裕がありません。だからもちろん心にも余裕があるはずもなく、結果、”焦らない”で問題に臨むことは少ないと思うのです。自学で自分のペースで解いている時には正確に解けるのに、テストなどで焦らされると計算ミスを重ねてしまうというのはよくあることです。実戦を想定した訓練という意味で言えば、計算は常に時間ギリギリで焦らされた状態で解くというのが正しい姿と思います。ゆっくり、正確に、自分のペースで解けばいいですよ・・・というのは、その計算を習ったばっかりの時にだけ必要な声掛けで、あとはいかに速く解くかを追い求めなければいけません。どうも、そうしたスピードを他の子と競わせることに学校は抵抗があるようですが、できれば小学校の低学年の四則計算の時から、スピードを意識して解かせる訓練をさせておくべきでしょう。単純な計算ミスはどうしても無くせないものです。ミスを減らすためには、それがミスであることに気付くだけの計算スピードを鍛えることが一番です。スピードへの意識があるからこそ、必要な途中式をちゃんと書くとか、字を丁寧に書くとか、計算の工夫を覚えるとか、そうした改善を自分の意思で進めようと思うわけです。他人からいくら丁寧にやれ!とか落ち着いてやれ!と言われてもムダなんですよ。入試なんて、非日常の極限状態ですからね。普段から、どれだけ追い立てられて、どれだけ焦りながら問題を解いた経験があるかということが最後の勝負を分けることにつながります。時間ギリギリまで、焦って焦って、その状態でも速く正確に答を導き出せるように、練習を積んでいきましょう。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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