それでも理系が増えないのは
STAP細胞の小保方さんの登場で、すっかりリケジョ人気が高まってしまいました。大学の学部選択でも理系が文系よりも人気ということで、理系離れにも変化の兆しがあるのでは?とも思います。それでも高校で物理化学を選択する生徒の割合は昔に比べて極端に少なくなっているのだそうです。理系を目指す人材を増やそうということで、子供の頃から理科に興味を持てるようなイベントが開かれたり、授業で面白い実験を導入したりと、いろいろな対策が取られているようですが・・・そういうところが原因ではないでしょう?と塾長は思います。根本的な原因は、数学・算数能力の低さにあります。理科系の勉強をするには、必ず数的な考え方が必要になってきます。バネの伸びと重さの関係とか、てこの原理とか、圧力とか密度とか、反射角や屈折角とか、音の速さとか、オームの法則とか、溶解度とか濃度とか、化学式とか、質量保存の法則とか、・・・etc。その年代で押さえておくべき数的な理解が足りないと、理科の授業なんてさっぱりピーマンですよ。実験や観察は面白くても、実際の勉強になると意味がわからないのですから、面白くなくなって当然です。そもそも、高校で文系か理系かを選択する時に一番のキーになるのは”数学”でしょ?数学が好きか嫌いか、出来るか出来ないかで文理選択が決まるのです。理科が好きか嫌いかなんて、後の話じゃないですか。いくら理科が好きでも、数学ができなければ理系へは進めないのですよ。だから、理系人材を増やしたいのであれば、理科の面白さを伝えるなんて無駄なことはしないで、数学・算数の力をつけることに集中すべきなのです。いろんな施策を考えている文科省を始め、お役人は文系がメジャーだろうし、経営者だって文系の割合がものすごく高いのですから、そんな人たちが理系を増やす策を考えたって、まともなものが出てくるはずはないだろうなあと、個人的には思っています。好きでも嫌いでも、まずは算数・数学の力をしっかりつけてあげることが、理系離れを防ぐ最優先の施策と思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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