公式なんて覚えるな！

毎年の事ですが、中学1年生はこの時期、円とおうぎ形で大混乱に陥ります。原因ははっきりしています。小学校の時に、円周の計算と円の面積の計算をしっかりやっていないこと。そして、中学校では文字を使った公式、それもおうぎ形の弧や面積を出すものを、いきなり教えること。概念も何もないところへ、いきなり公式を覚え込ませようとするので、大混乱なのですよ。思えば、台形の面積だって、平行四辺形の面積だって、もっと言えば三角形の面積だって、その公式を覚える必要なんてないのに。。。長方形の面積をどうやって計算するのかという概念さえわかっていれば、公式地獄にはまることは絶対に無いのです。円とおうぎ形、円錐や円柱の表面積や体積なども、円の面積と円周の公式さえ理解できていれば、あとは自分で導けるはずです。それを、単に公式に当てはめて解くだけしかしていないのでは、数学ができるようになるはずなんてないのです。数学で大事なのは、解くための理屈であり方策であり方針であるべきで、計算はその補助にすぎません。ところが、補助である計算でつまづいて、大事な理屈や方針はまったく理解できていない、そういう生徒が大半です。計算なんて、結局は機械がやってくれる世の中です。ヒトの役目は問題解決のための方針策定なのですよ。常に、どうしてそうなるのか？どうやれば解決できるのか？を考えられる人間になって欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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