連立方程式はきっちり丁寧に!
中学2年生の数学は連立方程式です。加減法にしても代入法にしても、計算問題についてはそれほど苦労するような難しいものではないはず・・・なのですが、やはり苦手にしている生徒は多いようです。今までと違って、問題で与えられた式から答を出すまでの途中の計算量が圧倒的に多いことが原因と思われます。教科書レベルの問題であれば、ほとんどの係数が一桁か二桁の整数ですから、その四則計算はとても簡単です。ところが、正負の数の四則演算、それも特に加法減法があいまいなままここまで来ている生徒は、ひとつの問題の中で3~4回も計算をさせられると、それをすべて正解することができないのですね。だから、解き方はわかっているのに最終的には正解にならない。また、少し頭の回る子は、ここまでの人生で、途中式をいい加減に書いていたり、あるいはものすごく汚い字で書いていてもなんとかなっていたのでしょう。連立方程式でもそのままの流れで途中式をいい加減にして、それで自分の首を絞めている生徒も多いです。さらに、自分が計算ミスをするかもという危機感がまったく無いので、必ず確かめ算をやるように言われているにもかかわらず、絶対にやりません。ということで、苦戦の原因はかなりはっきりしています。連立方程式の計算演習をさせると、きっちり丁寧に計算を進められる生徒か、適当にいい加減に進める生徒かがよくわかります。塾長は、必要無い途中式を基本だからと言ってきっちり書かせるのはあまり好きではありませんが、連立方程式については、途中式をきっちり丁寧に書くことが、安定して正解を導くための必要条件になります。高校数学では、この何倍も複雑な途中式を書かなければいけません。時にはノート1ページ全部が途中式で埋まるような問題だってあるのです。数学が得意になる生徒というのは、目的に応じて必要な途中式をきっちり丁寧に書くことができて、さらに自分のミスに対して常に危機感を持って確かめを繰り返すことができる生徒です。教室ではほとんど毎回、ほぼ全員にこの話をしているんですけど。まだまだですね。伝え方を工夫していかねばと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
↓こちらへもどうぞ!「岡山人ブログ」岡山の素敵なブログが満載http://okayamajinblog.com/個別学習のセルモ 竜操教室のホームページはこちらhttp://selmo-ryuso.com/
0コメント