そんなん知らん！

個別指導で横について指導をしていると、「これは、こうするんだよね？」と、問題を解いている途中で常に確認を入れてくる生徒が居ます。最初のうちは仕方がないかなと思って反応をしていますが、途中からは、わざと何にも教えないようにしています。だって、テストで解いている時には、誰にも確認できないじゃないですか。この解き方であってるかな？それとも別の解き方なのかな？という疑問は、自信の無い問題を解いている時には常に付きまとうものです。その中で、自分の意思で方針を選択して、最後まで答を出してみることが大切なのです。少なくとも、「こうするんだよね？」という方針が自分の中に出てきているうちは、たとえそれが間違いであっても、手詰まりになるまではその方針で進めてみることが必要なのです。もし途中で間違っていると思えば、別の方針を自分で探さなければいけません。この試行錯誤が、問題を解く力を養います。試行錯誤する前にすべてを先生に確認しながら進めていたのでは、問題が解けたとしてもそこから得られる教訓は少ないでしょう。だから、最後までいったあとで、答を確認したり、解説を聞いたりするようにして欲しいのです。あるいは、手が出なくなったところでもかまいません。とにかく、まだ解いている途中で、自分の解き方が不安だからといっていちいち他人に確認をしているようではダメなのです。１対１で教えてもらっている個別指導や家庭教師の場合、先生がすぐ横で見ていますから、問題を解いている途中でも間違っていないかをすぐに確認できる状態にあります。ちょっと不安になったらすぐに確認できたり、ちょっとしたミスをすぐにその場で指摘してもらえる環境は、良いように見えて、実はあまりよろしくないと塾長は考えているのです。テストになれば頼れるのは自分一人です。問題を解く方針を考えるのも自分一人だし、自分の計算ミスに気が付かないといけないのも誰でもない自分自身なのです。人から指摘してもらっているうちは、自信はつきません。自分で考えて、自分で実行して、自分で答を確認して、自分で修正する。これですよ、これ。「なあ、なあ、これはこうすればい～んよね？」と聞かれて、「そんなん知らん！」と答えているのは、けっしていじわるをしているわけではないので、そこのとこよろしく。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

↓こちらへもどうぞ！「岡山人ブログ」岡山の素敵なブログが満載http://okayamajinblog.com/個別学習のセルモ　竜操教室のホームページはこちらhttp://selmo-ryuso.com/