勝てるかどうかはわからない。

錦織君がやってくれました。日本人初の4大大会決勝進出。この記事が読まれているころには、決勝の結果も出ているかもしれません。相手は第14シードのチリッチですから、第10シードの錦織選手にとっては大きなチャンスでしょう。でも、勝てるかどうかはわかりません。ただ、勝てるかどうかわからないからこそ、勝った時の感動はものすごく大きいだろうと思います。勝てるってわかった勝負に勝っても、つまらないじゃないですか。死ぬほど頑張って努力して、それでも勝てるかどうかわからないんです。負けてばかりかもしれませんよ。でも、負けるかもしれない勝負だからこそ勝ちの喜びをわかることができるし、それによって成長できるんだと塾長は思います。中3生は志望校をどこにするかの最終判断の時期に入ってきました。先日の自己診断テストの結果を受けて、あるいは今までの成績の推移を見て、「行きたい学校」から「行ける学校」へと妥協をしていくのがこのタイミング。中には、絶対に大丈夫な学校を早々と選択して、いわゆる”楽な道”を進もうとする生徒も出てきます。そりゃあ楽でしょう。保護者の方も安心かもしれません。でも、それでその学校に合格したとしても、そこに本当に意味での喜びはないし、成長もないと思うのです。そんな人生をそこから先もずっと選び続ける気ですか。行ける大学に行って、入れる会社に入って、できることだけやって、できないことには挑戦しない。はじめから勝つことのできる勝負しかしないで、人生面白いのでしょうか。・・・と思います。まあ、他人の人生ですから、その人が良ければそれで良いのでしょうが、塾長は少なくともそういう安定した状態は面白くないだろうと思っています。いつもいつもではなくても、時に無理をすることも必要と思います。レベルの高低ではないのです。錦織君がここまで来るのに、とても一言で言えないような努力や失敗や挫折があるわけです。そして、それでもいつも勝てるかどうかはわからないのです。だからこそ、日本中の人が、いや世界中の人が感動する試合になるわけで・・・少しでも「錦織ってすごいなぁ・・・」と思うのであれば、小さくても良いので、「俺も結構すごいじゃん！」と思えるような努力や挑戦をしてみてはどうかと塾長は思います。失敗するかもしれないこと。それに挑戦していく。もちろん予想通り失敗するかもしれないけれど、その方が人生楽しいと思いますが、いかがでしょうか。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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