それも大事ですけれど、本質は・・・

大学で、朝食を格安か無料で提供しているところが増えてきているとのことです。朝ごはんをちゃんと食べない学生にきちっとした食習慣をつけるという目的と、1限に遅刻しないで出席できるようにという配慮からなのだとか。そりゃいいねという意見と、そこまでしないとダメなの？という意見で二分されていますが、自分が学生だったらどうでしょう。1限に余裕を持って通っている真面目な学生だったら嬉しいですね。あるいは、1限が絶対に出席しないといけないような厳しい授業だったらやはり歓迎です。でも、そんな厳しい授業にすら遅刻する学生や、そもそも1限に出席する気の無い学生にとっては、あまり何も関係しないように思います。朝ごはんなんかより、ギリギリまで寝てたい気持ちの方が上でしょう。だから、講義にまともに出席できない学生に、朝ごはんをきっちり食べさせることができるかは大きな疑問です。結局どんな制度でも、真面目な学生がその恩恵にあずかることになるわけです。言い方は良くないかもしれませんが、世の中、真面目に頑張る人が、不真面目な人から搾取するという構図は変わりません。”無料”とか、”格安”を打ち出すのであれば、その制度維持のために投入されている経費と、それが自分たちの学費の中から一人当たりいくら負担しているのかを数字で出して欲しいですね。毎月たとえ数百円だとしても、自分がそれを負担しているとわかったら、利用しようとか、利用するために努力しようって気持ちになるかもしれないです。いや、それでもただ文句を言うだけですかね～中3生は、志望校選択真っ盛りです。成績によって、県立へ行くか私立へ行くか。私立でも、受験料免除とか、入学金免除とか、奨学金が出るとか、そういう選択ができる根拠は、今までの努力の成果である成績と内申でしょう。金額免除の原資はどこから出てるかわかりますか。なんだかんだ言っても、世の中は原則的には頑張った人が頑張った分だけ得をするようにできているのです。その原則を知っておく必要があります。大学へ莫大な学費を払っているにも関わらず、その授業にすら出席しないということが、どれだけ無駄なことかを本人がまず理解しないと、朝食無料とか、そんな程度で何かが変わるなどとは到底思えないのですが、いかがでしょう。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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