ちゃぶ台と黒電話

WBS(ワールドビジネスサテライト)でやってたんですが、オフィスの快適性を高めるという特集の中で、TV会議システムの進化版が紹介されていました。単にモニターの中の参加者と会議をするというレベルではなくて、今流行のプロジェクションマッピングの技術を利用して、壁全体に別の場所のオフィスそのものを投影するというもの。まるで隣にそのオフィスが存在するかのようなこの技術。単に会議をするだけの目的であれば、そこまで大げさなシステムは必要無いようにも思いますが、このシステムを常時接続することで、離れたオフィス間で働く社員同士が、会議だけではなく、その他の時間や空間も共有して、あたかも同じ場所で一緒に仕事をしているかのような自然なコミュニケーションが取れるようになるということが期待されます。これって、教育現場にも応用できそうです。過疎の学校のクラスを集めて、あたかも一つの大きなクラスのような空間をつくることができないでしょうか。映像授業のような一方通行ではなくして、先生と生徒、生徒と生徒の双方間でのコミュニケーションが、それも授業だけでなく、それ以外の時間も含めて可能になります。常時接続でバーチャルな空間を作り出すことで、今までよりもさらに距離的な制約が解除されて、ちょっと考えるだけでも、いろんな利用価値があると思います。素晴らしいことじゃないですか。・・・といつも新しい技術を見ると思うんですけどね。ハードルは導入コストももちろんありますが、教育現場ではコスト以上に高い教育関係者の保守的な感覚というハードル。何か新しい技術を見ると、必ず拒否反応を示しますからね。携帯端末の普及で早晩消えゆく運命の電子辞書ですら、未だに市民権を得られない学校もありますし、電子黒板やタブレット端末だってまったく・・・。何か革新的なものを先行事例で導入しようとしても、成果を出す前に拒否反応の声の大きさにつぶされてしまうことが多いように思います。教員皆が保守的というわけではないでしょうが、学校現場では組織的に指導が画一化されているわけではなく、皆が個人プレイをしているようなものなので、革新的な先生が一人成果をあげたところで、なかなか全員の足並みをそろえてすべてを変えるというのは難しいのかな?とも思います。現場は何も変わらず、毎年前年と同じことをして、ほんのちょっとだけ改善してみる、というのが一番楽だというのはよくわかりますけど・・・自分が小中高生だった30年前と比べて、世の中の様子はまったく変わってきているのに、教室の中の風景だけが当時とまったく変わらないというのはちょっとおかしくないですか?まるでサザエさんの家の中みたい・・・と今思いました。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
↓こちらへもどうぞ!「岡山人ブログ」岡山の素敵なブログが満載http://okayamajinblog.com/個別学習のセルモ 竜操教室のホームページはこちらhttp://selmo-ryuso.com/

0コメント

  • 1000 / 1000