これで60億円。
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いや、去年も一昨年も同じ話をしたんですけどね。毎年毎年同じ話をしないといけないのは、毎年毎年何の進捗も無いからです。何の話かって、この前発表された全国学テの結果に続いて、今朝の新聞には岡山県内の市町村別の正答率の結果が発表になってたんです。いつも通り、実施から5か月後。アホちゃいますか?今じゃ当たり前になりましたけど、この市町村別のデータを公開することすら、過度の競争を招く!とか、本来の教育ができなくなる!とか、なんだかんだ言って反対意見が多かったんですよね。で、実際はどうなんでしょうね。”本来の教育??”ができなくなるほど過度な対策が実施されているのでしょうか。市町村別に結果が出たところと出なかったところがあるのはなぜでしょう?結果だけの発表だけでなく、そうした市町村別のプロセスの発表にもっと重点を置くべきじゃないですか。一番まずいのは、本来の教育ができなくなるほど子供たちに過度の競争をさせた上に、結局何の結果も出なかった・・・というパターンです。毎年、何の代わり映えもしない新聞記事を見るたびに、だんだんそうなりつつあるのではないかと危惧しています。ところで、そんなことよりも毎年チェックして欲しいのは、県立学校(つまり操山とか天城とか大安寺)の正答率平均との差ですよ。県内平均を上回ったとか、他の市町村より良かったとか、そんなことはどうでもいいじゃないですか。それよりも、全体的な格差が縮まっているのか、下位層の底上げが出来ているのかに注目すべきと思います。ちなみに国語A 県立平均95.5% 県平均74.8% ▲20.7%国語B 県立平均86.8% 県平均63.5% ▲23.3%数学A 県立平均93.1% 県平均62.9% ▲30.2%数学B 県立平均82.1% 県平均38.3% ▲43.8%正答率を単純に引き算で比較してもダメなのはわかっていますが、昨年度と比べても格差は数ポイント拡大しています。ゆとり教育の時のやり方って、この格差を埋めるのに、上を犠牲にしてたと思うんです。極論で言えば、格差のより大きい国語Bや数学Bのような応用系の内容は授業からもテストからも省いて、差の出にくい基本問題ばかりにしておいて、それで、「ほら、格差は縮まったでしょ?」みたいな。そうじゃないですよ。上位層にはもちろん伸びてもらわなければいけないし、その上位層を基準として、下位層を少しでもそれに近づけて全体を底上げする努力をすることが求められていると思うのです。ですから、そのための基準値としては、全国平均でもなければ県内平均やその市町村比較でもないと思います。要するに、岡山で言えばトップ層である県立平均に比べて、どの程度差を縮めることができたのか。そういう視点でこの資料を読み解くべきでしょう。何度も言いますが、これで毎年60億円です。もっと有効に使って欲しいと思います。↓こちらへもどうぞ!「岡山人ブログ」岡山の素敵なブログが満載http://okayamajinblog.com/個別学習のセルモ 竜操教室のホームページはこちらhttp://selmo-ryuso.com/
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