気を付けよう!
勉強を長く教えていると、それも毎年たくさんの生徒に教えるとなると、同じ話を何回もしなければいけなくなります。同じ問題も何度も解かないといけないです。つまり、今ずば抜けて反復練習をしているのは実はどの生徒でもなく、塾長自身だということになります。塾長じゃなくても、学生のアルバイト講師でさえ、そもそも難しくない問題や、ある程度知っている知識を、さらに繰り返し繰り返し教えることになるので、その分野では簡単にエキスパートになってしまいます。一方で生徒は、数学や英語以外にも音楽や体育や、家庭科をやらなきゃいけませんし、勉強以外にも、いろんな習い事があったり、部活動があったり、イベントがあったりですからね。その物理的な時間の差や反復頻度の差を考えずに教えていると、自分が出来なかった時のことをすっかり忘れて、今の自分のレベルで相手のレベルを判断しがちです。なんで、こんな簡単なことができないの???という気持ちはそこから湧いてきます。誰でも最初はできなかったはずなんですけど。それに、1度やっただけではできないことだってたくさんあったはずなんですけど。それが一旦できるようになってしまうと、なんでそんな簡単なことができなかったのかがわからなくなります。先生というのは、自分がすでにできるようになっていることを、さらに繰り返しますからね。だから、易しい問題が、気が付かないうちに、さらにさらに易しくなってしまいます。気を付けないと、教科書に書いてあるようなことすべてが、なんで、こんな簡単なことがわからないの???ってなっちゃうんです。誰かに何かを指導する仕事というのは、常にそういう危険があることを意識して、日々の言動に注意していかなければと思います。もはや、自分がわからなかった時の記憶なんてさっぱり消えています。今の視点だけで物事を判断してはいけません。生徒たちは、まだそれがわからないから勉強しているのです。そして、それをわかるようにしてあげることが指導者の仕事です。気をつけよう!と改めて思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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