順番をちょっと変えるべきでは?

1年生は方程式。2年生は一次関数。3年生は二次関数。どの単元もそうですが、教科書やワークの導入部分は身近な事例に置き換えての説明が入ります。要するに、文章で書かれた具体的な数量関係を式になおす・・・というところから入ります。そして、そのあとで計算のやり方やグラフの書き方を習うのです。えっと・・・、塾長は疑問なんですね。本当にこの順番で終えていくのが良いのかどうか。最近指導していても、特にそういう子が増えているように感じるのですが、文章から式を立てるのが皆超苦手なんです。塾長は子供の時に、文章題を解くときはまず式を書きなさい!って叩き込まれたもんですが、最近はそうでもないんでしょうか。文章題を見ても、式なんて書かずに、いきなり筆算を始めようとします。見つけたら注意はしますけど、学校で徹底されていなければ手順を理解させるのはなかなか難しいです。まあ、小学校の時はそれでもなんとかなりますが、中学校へ入ったらお手上げですよ。文字の入った式は、全体の式を立ててしまわないと、計算が進められないですから。だからそれのできない生徒は、新しい単元に入るごとに、毎回最初の導入部で苦しみます。「さとし君が家から駅に向かいます。」とか、「ある水槽にAの管で水を入れます。」とか、「ボールを坂の上から転がします。」とか。そんなことを言われた瞬間から、思考が停止してしまう生徒が多数居ます。そのあとの計算は、やり方さえ教えてもらえばサクサク解くんですけどね。そもそも、文章をちゃんと読んで、そこから式を立てて、という流れができていないので、どんなに簡単な話でも、とにかく文章が出てきたら諦めてしまうわけです。そんな状態の子たちが多いので、教科書の各単元の導入部は、意味を教えるよりも単純な計算問題から入るようにした方がいいんじゃないかと塾長は思うのです。計算だったらモチベーションが高いですよ。ある程度基本の計算ができるようになってから、具体的な文章とリンクさせていくようにすべきじゃないかなぁ・・・って思います。結局、章末にはまた応用の文章題に戻るわけじゃないですか。スモールステップのつもりなんでしょうけれど、最初のステップがいきなり文章からスタートすると、やる気を削いじゃうんですよ、見ている限り。だから、導入の文章題→簡単な計算→複雑な計算(またはグラフ)→応用の文章題という従来の流れではなくて、簡単な計算→複雑な計算→導入の文章題→応用の文章題という流れを推奨します。ちょっとした違いですけど、モチベーション管理的には大きく違ってきます。次々回の教科書改訂あたり、どうでしょう???ぜひお願いします。(いったい誰に?)ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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