悪あがき

高校の定期テストの採点をしています。今回はセンター形式のマークシート。時間が無かったとしても、問題が解けなかったとしても、解答一つに対して空欄が一つしかない問題であれば、どれか選択はできるじゃないですか。入試を突破するためには、そういう悪あがきって絶対に必要だと思います。だからと言って、なんでも全部マークするのはちょっと。一つの解答を作るのに、分数やルートが絡んで三つも四つもマークしないといけないのに、何の根拠もなくマークするのは時間の無駄でしょ?一つなら適当に選んでも正解の確率は大きいですからね。じゃあ二つならどうする?三つなら?問題が解けない前提で、時間と相談しながらどこまでマークで悪あがきをするかという判断も、また入試を突破する上での大切な能力だと思います。塾長が企業の経営者や採用担当者なら、問題が解けないときに、それに別の方法や別の考え方を使ってでも、どう対処しようとしたかというところに興味を持ちますよ。社会に出たら、正解のわからない問題や、解き方のわからない問題にどう対応していくかの勝負なのです。単に数学の問題を解くという面で考えても、一つの問題の解き方が教えられたものだけとは限りません。今までに習った問題や経験した問題の中で、この問題を解くことに応用できるものは無いのか。いろんな方面から正解を導き出す努力をすることが大切なのです。採点をしていて、そういう意味の悪あがきのできる生徒が少ないのがちょっと気になります。良く言えば素直なんでしょうけれど・・・素直なだけでは、社会を渡ってはいけないと塾長は思います。そういうところも授業で教えていかないと・・・。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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