東ロボくん

東京大学の入試突破を目指す人工知能「東ロボくん」のセンター模試の結果が出てました。数学のテストで100点満点中、数IAは75点、数IIBは77点。これをどのように評価すれば良いのかよくわかりませんが、偏差値で見ると昨年の47と52に比べて、今年はそれぞれ64、66と大幅に伸びたということからしても、”凄いな!”というところでしょうか。周辺記事をしっかり読むと、まだ日本語の文章をちゃんと理解したり、図形を見ただけで理解したりというようなところで課題も多いようで、東大合格にはまだ先が長いようですが・・・それでも、そのうちセンター試験レベルでは満点を簡単に取るようになるんだろうなと思います。今だって、すでに全大学の6割にあたる474大学の1094学部で合格の可能性が80%以上と診断されるそうですから、実際に大学受験指導をしている塾長には衝撃的です。単純労働をロボットに奪われて久しいですが、それこそ、そのうち頭脳労働まで人口知能に奪われる時代がやってくるかもしれません。そんな時、人間の役目として何が残ってるんでしょうね。開発者の一人である国立情報学研究所の新井紀子先生はインタビューでこんなことを言っています。【東ロボ君のプロジェクトで目指すのは、機械と人間の仕事の線引きを決めるために、『計算では答えが出ないこと』とは何かを見極めることです。コンピュータの発達で、人間の仕事はどんどん機械に取って代わられています。いずれ人間に残されるのは、より高度な知的労働か、逆にコンピュータの下請け(=教育を要しない低賃金労働)のどちらかになるでしょう。 ある意味、これは教育の根本を問い直すことになります。翻訳ロボットが訳してくれるのに、なぜ英語を学ぶのかという問いに、明確な答えは出ていません。同時に、『より高度な知的労働』を可能にする教育の整備は、技術の発達に比べてあまりに遅れていると思います。】本当にその通りだなと思います。計算機があるのに”そろばん”を学習する意義。スマホでいつでも検索できるのに、知識を詰め込む意義。それらを曖昧にしたままではダメなのだろうと思います。その意義を理解するためにも、「東ロボくん」のこれからの活躍に注目していかなければいけないと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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