できないままの自分を許せない！という気持ち。

勉強ができる人とできない人の差って何なんでしょう。生まれながらの能力による違いももちろんあるとは思います。でも、それだけではありません。塾長は、その決定的な差は、”自分ができないままでいることを許せるかどうか”だと思っています。そんなん当たり前やん！と思っているかもしれませんが、”許せるレベル”というのは人によって全然違います。ある問題があったとして、それが出来なかった時、出来ないことが嫌だ、できるようになりたい！って思うか、それとも、”ま、いっか。”と思うか。その違いだけでしょう。クラスのほぼ全員ができる問題を、自分だけができなかった時。クラスの半分くらいができる問題だったとしたら・・・。クラスでも、ほとんどできる人が居ない問題だったとしたら・・・。それぞれの問題レベルで、自分ができないことを許せるのか許せないのか。もしかすると、その意識レベルだけで勉強の出来不出来が決まってしまっているのでは？とも思います。これは個人の価値観の問題でもあるので、自分としてはこれができないのは許せないと思うような問題を、”まいっか”って流してしまう人を見ると、大きなギャップを感じてしまうのです。周りの人ができることが自分にはできない、そんなの嫌だ！という強い気持ちがあるかないか。自分だけの花を咲かせればいいよ！なんて言われ続けると、もしかするとできるはずのことすら、できなくても許せてしまうようになる・・・そういう価値観を良しとするのであれば、別にかまいませんが。高いレベルで、自分ができない事が許せない人は、できないままでいる自分が許せないわけですから、できることがどんどん当たり前になっていきます。結果、できることがますます増えていくことになります。そのレベルが低い人は、できないままでいる事の方が当たり前になってくるので、ますますできないことが増えていくことになるのだと思っています。ちょっとした意識の違いでも、年月を経てくれば、どうしようもない差につながるわけで・・・。少なくとも勉強ができる人になろうと思うんだったら、できないままでいるのは嫌だ！という意識をまずもって欲しいし、そういう気持ちが起きてこないと、できる人にはなれないだろうと思っています。まず、そこからですね。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日（日）です。

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