宿題出すのは何のため？

今日は何やら爆弾予告があったとかで、市内の中学校は皆臨時休校で早退させられたようです。県立の一般入試まであと10日しかないという押し迫ったこの時期に、困ったものです。ところで、困ったものと言えば、入試が目前に迫っているこの時期の受験生に、”宿題”を出す学校の先生が居るのだそうです。しかも、「成績は卒業までの評価だからな！」というような、半ば脅しのようなことを言って提出を促すのだそうです。まあ、生徒からの伝聞なので、本当のところはよくわかりませんけれど。だとしても、この時期の受験生に、提出を義務付けた”宿題”を出すというのはちょっと理解できません。もちろん、受験に必要な主要教科ではあるのですが、受験までの時間が無い中で、どの教科のどの単元をどの程度のレベルまでやるべきかは生徒一人一人によってまったく違うのです。それを、クラス全体に、問題集の○○ページから▲▲ページまで！って強制するのって、いったいどういう意図があるのかを聞かせて欲しいと思います。問題集を渡したとしても、やるのかやらないのかは本人任せでいいじゃないですか。いい加減な生徒たちは、軽く無視しているようですから良いのですが、真面目な生徒ほど、この無意味な指示に縛られて戸惑ってしまっています。極端な話、目の前の受験で３教科しか必要無いのに、理科や社会の宿題の答の丸写しをしていた生徒も居るのです。学校の先生が出せ！と言っている以上、塾長が、そんなもんやる必要は無いよ！なんて指導ができるはずもなく・・・。いや、心ではもちろん、そんなもん無視しなさい！と思ってますよ。でも、成績をつけるのは学校の先生ですからね。しかも、教科担任の先生のうち、一人は宿題を出して、あとの二人は出してないとか。そこすら統一されてないらしいですよ。まあ、これも生徒からの伝聞なので、本当のところはよくわかりませんけれど。宿題って誰のために存在しているんでしょうか。とにかく、何を考えているんだかまったくわかりません。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日（日）です。

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