なんか、間違ってる。

今年は高校1年生に数Ⅰを頭から教えています。だから特に感じるのですが、中学校3年間で染みついた癖というのは、なかなか抜くのが難しい・・・・ということ。まず第一に、先生の板書を必死になってノートに書き写したって、数学ができるようになるわけではありません。授業中はノートなんて取らないで、先生の話に集中すべきです。大事なことは教科書や参考書に書いてありますから、必要なら、後から自分でノートにまとめたらいいんです。ながら勉強はダメとか言いながら、実際は、書くと聞くの2つの作業を同時にさせているのは、大いなる矛盾と思っています。第二に、先生の話を聞いていたからと言って、問題が解けるようになるわけではありません。話を聞いていただけでできるようになるんだったら、誰も苦労はしません。結局は問題を自分でどれだけ解いたか?という経験が勝負を分けます。要するに問題演習の時間をたっぷり取ることが必要です。自律的な学習習慣が身に付いていないのに、「○ページから、○ページまで、家で自分でやっとけよ~!」で済むんだったら、先生なんて必要ありません。そして、第三に、無駄な途中式をなんでもかんでも書くな!ということです。途中式を書く目的は、より早く、より正確に、正解を出すためであって、そのために必要なら書くし、必要無いなら書いちゃダメです。そこは臨機応変だし、個人差があって当然。なんかね。中学校で授業ノートチェックみたいなのがあって、板書をちゃんと書いてなかったり、途中式を省いていたら一律で怒られるんだそうです。それを3年間も叩き込まれたら、そりゃ、数学が出来なくなって当然だし、数学が嫌いになって当然だと思います。そもそも、自分で教科書や問題集を読んで、自分で考えて、自分でやってみて、それでわからなくなったところを他人に聞く・・・というのが習得の近道なんですよ。自分で解くから、自分のわからないところがわかるし、聞きたいことが出てくるんです。水飲み場に牛を連れて行っても、喉が乾いていなかったら、水を飲ませることはできないのです。だから、最初は講義よりも演習中心。その上で、だんだん講義中心に移行していくというのが、今のところ、高1の指導の流れですね。目標は、数学が嫌いで苦手という生徒がまったく居なくなるまで。頑張らねばと思います。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日(日)です。申し込みは5月11日まで!お早目に。
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