”本末転倒”はどっちです?????
実はもうあんまり”学テ”の話はしたくないのですが、あるニュース記事を見て、書かずにはいられなくなりました。文科省のトップである大臣が、学テ対策をしている学校に、”本末転倒”と言い放ったらしいです。おいおい!いったい何のために調査をしているんですか?指導、改善に活かすためでしょう。たとえば、”割合”の部分が弱い。となると、ひとまずは”割合”の類題を反復練習させて、それが自力でちゃんと解けるようにしてあげたい。でも、指導要領でカリキュラムが決まっているから、なかなか復習の時間を普段の授業に入れ込むことが難しい。だから、年度終わりから年度初めのこのタイミングで、しっかり復習しましょ!と言っても、”割合”のすべてを網羅するような大量の反復練習ができるわけではない。必然的に、出題確率の高そうな問題形式から練習をすることになるじゃないですか。それを”本末転倒”と言うなら、本末転倒でない具体的な方策をちゃんと説明して欲しいと思います。学校の先生も、”テスト対策で本来の授業ができない・・・”なんてことを言いますが、本来の授業って何ですか?こんなこと言って、結局具体的には何の改善もできていないということが、この10年の調査で明らかじゃないですか。10年間で何か改善された項目があるんですか?もしあるとすれば、それは”本来の授業”の成果なんですか?それとも”本末転倒”とされるテスト対策の成果ですか?”本来の授業”によって、いったい、どこの、何が、改善されているのか、明示できるんですか?この10年間の調査ではっきりしてきているのは、結局、普通の学校の多くは、問題点を調査することはできても、その改善はできない組織だ・・・ということですよ。その、改善できない人たちが、改善できないことを調査されるのが嫌なだけなんだと思います。”本末転倒”と言い放つぐらいなら、来年あたりからスパッと止めちゃえばいいんですよ。ほんと、無駄!
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