効率良くとはチャラっとやることではない

授業をしていていつも思うことですが、もっともっと効率の良い勉強をできるようになって欲しいと思っています。・・・と言うと、なんだかチャラっとやってサクッとできるようになるような軽いイメージになっちゃうかもしれませんが、そういうことではありません。当たり前ですが、同じ時間勉強するのなら、より効果が上がる勉強をした方が良い、というだけのことです。そしてそれは、自分で常にそうなるように考えていないと実現できないということです。行きたい大学があって、そこに行くには何が必要で、だから今からこれを頑張らないといけない・・・できる人というのは、そういう逆算を自分でやれる人です。できない人というのは、人から言われたことを目的も考えずにただこなそうとするだけ。ゴールが無いので、自分に負荷をかけることができません。逆算ができる人は、与えられた時間を考えて、割り振ることができます。だから、時間がどれだけ大切で、どれだけ無駄にできないかを理解することができます。結果、効率的に時間を使おうとするので、勉強でもなんでも、常により効率を求めて取り組むことができるようになります。効率とは、一定の時間内で結果のクオリティーをどれだけ高められるかということです。目的が無い人は、目の前のやりたいこと、楽なことに時間を割り振って、自分に負荷をかけることには絶対に時間を割きません。だから、効率の良い勉強法を考えることはできないですし、考えるのは、いかに勉強に時間をかけないで済ませることができるかというプロセスだけで、結果のクオリティーを高めようという発想はまったく頭に無いのです。できる人とできない人は、要するに思考そのものが全然違うわけで、そこにポイントをおかなければ、いくら授業を頑張ってやっても、全然伝わっちゃいないってことですよ。塾長自身、常に結果のクオリティーにこだわった授業をしなければと思います。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日（日）です。申し込みは5月11日まで！お早目に。

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