オーバーフロー
普通科高校だと、夏休みと言っても結構補習で埋まってます。ほとんど毎日学校で授業があるのに、長期休みの扱いですからそれなりに課題もどっさり。部活はもちろん忙しいし。さらに秋の文化祭の準備なんかがあったりして。それらをまじめにこなしつつ、さらに塾へ行って講習を受け、さらにさらに塾からも課題を出され・・・という子もいるでしょう。そういうのを全部そつなくこなせる子は、ホント凄いと思います。でも、そんな凄い子、どれくらい居るでしょうね。塾長が目にするのは、結局やることが多すぎてどれもこれも中途半端になっている子たちですけど。要するにオーバーフローなんですよ。おまけに、勉強に関してはどれもこれも、ただやれ!と言われるからこなしているだけで、そこに主体性とか自主性は無いのです。こんな非効率なこと、やめちゃえばよいのにと思います。中学生でもそうですよ。成績不振で塾へ来る生徒というのは、学校の課題がうまくこなせていない場合がほとんどです。提出すらできていなかったり。提出していても答を丸写ししているだけだったり。そこまでひどくなくても、一通り解いて丸付けしただけで提出するのが精一杯。テストはそこから出題されるというのに、そこはやらないで、塾で別のことをやるんですよ。そして塾からも課題を出され、それをやっていかないと居残りさせられて、それがいやだからやっぱり答を丸写ししていくようになるでしょ?結局、塾に行って身に着けたのは、答の丸写しで作業量をどれだけ増やすことができるかという話ぐらいで、そんなの意味ないじゃないですか。だからうちはこの時期、まず学校の課題から回します。7月中に課題を終わらせてしまうのが目標です。塾の教材だろうが、学校の教材だろうが、やることに大した違いはありません。ちゃんと利用すれば、それなりによくできた課題を出されているんですよ。まずはそこから。塾でお金を払って学校の宿題をやるなんて・・・と思うかもしれませんけど、もちろん、ちゃんと自分でできる生徒は、塾でやらせる前に自主的に終わらせてますよ。課題やる?って聞くと、それよりもこの単元のここを教えてくださいってちゃんと言えます。塾は、学校の勉強にプラスするものということを理解して実践できている生徒であれば、塾での学習がオーバーフローになることはもちろん無いんです。そういうのが理解できていないのに、ただ量だけ与えても意味が無いでしょう。何事にも適性というものがあるはずだと塾長は思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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