【塾長日記】世の中は早く大人になった方が勝つようにできている
竜操教室は、基本的には小中学生対象の塾です。
ただし、一部、卒業生の中の希望者を中心に高校生のフォローをしています。
なので、今は普通科進学校だけでなく、商業高校、工業高校など、いろんな進路に進んだ生徒が来ています。
と言っても、数学以外はなかなか専門的な指導ができないので、一緒に教科書を読んだり、ネットで調べたり、一緒に考えたりしながらなんとか対応しています。
特に、自分が習ったことのない商業高校や工業高校の専門科目なんて、本当に難しい内容をやっているんだなぁと感心することがよくあります。
うちへ来て勉強をしている高校生たちを見ると、普通科の子たちだけでなく、それ以外の実業系の子たちも本当によく頑張っていると感じます。
何も言わなくても、自分でちゃんと自分のやるべきことをやっています。
中学校の時と比べると、どんどん大人になっている印象ですね。
中学生の子たちの進路相談をしていると、
もう勉強はしたくないから、工業(商業)高校へ行きたい!
という子が結構居るのですが、これはとんでもないこと。
普通科へ行こうが、実業系の高校へ行こうが、勉強をする内容が違うだけですよ。
こつこつと努力することは、どんな場面でも常に求められるのです。
できるだけ楽な方へ逃げようという気持ちを全面に押し出して意思決定をしている限り、仮にどんな進路へ進んだとしても、絶対に上手くいくはずがありませんよ。
受験だから”今だけ”はとにかく頑張る!
そう思っている受験生たちのモチベーションが下がったら困るので、あまり強くは言いませんが、結局、高校へ合格したからと言って、そこで楽になるわけではないですからね。
受験が終わったら終わったで、高校では次の目標に向かって頑張らないといけない状況は変わらないんですよ。
それどころか、どんどん厳しくなっていく
高校を出たあとだって、おそらく、一生それは変わらない。
だからこそ、今できる努力は今のうちからやっておくことが大切なわけで・・・
そういうことに気づくことが、大人になるってことでしょうか。
小学生でも中学生でも、気づいている子はすでに自分なりに努力をしています。
一方で、うちの高校受験生たちは、まだまだ子供が多いので大変なのです。
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